前置詞にこだわるということ

英語学習の目的にもよるのかもしれませんが、私は前置詞にこだわることが非常に重要であると考えています。日本人は英語が比較的良く読めるけれども、あまり喋るのは得意ではない、とよく言われます。

それは英語教育のあり方や、日本語と英語との大きな文法的隔たりなど様々な理由があると思われますが、私はそのうちの1つが、英単語(特に動詞)の学習方法であると思います。

結論から言えば、一緒に使う前置詞(in, at, withなど)も覚えましょう。ということになります。それは日本語に前置詞が存在しないこともあって、私たち日本人に馴染みがない=理解が難しいからということももちろんありますが、前置詞それ自体がどうこうというよりも、動詞をきちんと使えるようになるために、前置詞は必要不可欠であるということが一番の理由です。

例えば、「妹の宿題を手伝う」を英語で言ってみて下さいというと、殆どの人が"I help my sister's homework."と答えるのではないかと思います。ですがこれは文法的に間違っています。意味は伝わるでしょうが、すごく気持ちの悪い文章です。正確には

"I help my sister with her homework."と言わなければなりません。

「助ける」という意味の"help"という動詞は、他動詞の場合基本的には

・help 人

・help 人 with 物事

・help 人 (to) <動詞の原型>

・help 人 in 動詞-ing

の形で使われなければなりません。その意味においては、目的語は「人」でなければならないということも分かっておく必要がありますが、それも、この"help"という単語を覚える時(かなり英語学習の初期の段階でしょう)、「前置詞も一緒に覚えてしまうんだ」という意識があれば、恐らく頭に入るでしょう。

1つ1つの単語は思い浮かぶけれども、英語が喋れないという人は、動詞とセットで前置詞も覚えてしまうことで驚くほど文章が作れるようになると思います。単語を覚えるときの暗記量は増えますが、結局そういった基礎的な学習の積み重ねが最も大切である、ということなのかもしれません。

 

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